朝晩とぐっと冷え込む季節となり、そろそろダウンウェアの出番ですね。
ただ、クリーニング師として気になるのが、「しまいっぱなし」のダウンウェア。実は、これが大きなトラブルの原因になることをご存知でしょうか?
■しまいっぱなしのダウンウェアにひそむ3つの危険
- 黄ばみの進行
汗や皮脂が付着したままの状態で保管すると、時間の経過とともに酸化して黄ばみとなってしまいます。特に襟周りや脇の下は要注意です。一度黄ばみが進行してしまうと、完全な除去が難しくなることも。 - カビの発生リスク
ダウンウェアは、羽毛を使用している特性上、湿気を含みやすい衣類です。汗などの水分を含んだまま保管すると、カビの温床となってしまう可能性があります。カビは見た目の問題だけでなく、不快な臭いの原因にもなります。 - 羽毛の劣化
汚れが付着したままだと、ダウンの油分が徐々に失われ、保温性が低下していきます。せっかくの高級ダウンも、proper・メンテナンスを怠ると、その機能を十分に発揮できなくなってしまいます。
■プロが教える!ダウンウェアのチェックポイント
着用前に、以下の項目をチェックしてみてください:
- 襟周り、袖口の黄ばみ
- 脇の下の汗染み
- 全体的な光沢の低下
- 嫌な臭いの有無
- ダウンの片寄り
これらが気になる場合は、冬本番を迎える前の今がクリーニングのベストタイミングです。
■なぜ今がベストなのか?
- 寒さが本格化する前に対応できる
- クリーニング後の乾燥に適した気候
- 繁忙期を避けられる(12月~1月は込み合います)
当店では、ダウンウェアに特化した専用の洗浄方法を採用しています。羽毛の油分を適度に保ちながら、汚れをしっかりと除去。仕上げには専用乾燥機を使用し、ダウンの膨らみを最大限に復活させます。
この機会に、大切なダウンウェアのメンテナンスを行って、快適な冬を迎えてみませんか?
ご不明な点がございましたら、お気軽に当店スタッフまでお声がけください。
この冬も、皆さまの衣類のケアを全力でサポートさせていただきます!